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NVNニュース 第12号(平成23年3月31日発行)
日蓮宗ビハーラ・ネットワーク
Nichiren-syu Vihara Network
NVN事務局 栃木県栃木市嘉右衛門町11-21 妙唱寺内
〒328-0072 Tel 0282-22-3720 Fax 0282-23-6733
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平成22年5月27日(木)、新潟県長岡市ホテルニューオータニ長岡に於いて、NVN(日蓮宗ビハーラ・ネットワーク)の平成22年度総会が開催されました。
初めて宗務院を離れての総会となりましたが、30名の会員の方々が出席され、討議が行われました。平成21年度活動報告、平成21年度決算報告、平成21年度会計監査報告、平成22年度活動予定(案)、平成22年度予算(案)が承認されました。また、世話人改選が行われ、今までの世話人9人(柴田寛彦師、古河良晧師、山口裕光師、渡部公容師、奥田正叡師、今田忠彰師、藤塚義誠師、林妙和師、近澤雅昭師)に加えまして、村瀬正光師(名古屋市大光寺修徒)と持田貫信師(東京都本久寺住職)が世話人に推挙され、11人の世話人が選出されました。
村瀬正光師は、ビハーラ活動実践講座でも講義をして頂いておりますし、平成21年度NVN総会に於いて「自殺・死別の悲嘆への精神的ケアについて−知っておきたい精神疾患の基礎知識−」と題して記念講演をして頂きました。現在、長岡西病院ビハーラ科(緩和ケア科)医長をされておられます。
持田貫信師は、日蓮宗宗務院伝道部に於いて国際課課長を長年務めてこられ、現在は伝道企画課課長を務めておられます。
総会の後、地元の方々を含めて36名の方が参加され、新しく世話人になられた村瀬正光師が勤められている長岡西病院のビハーラ病棟の見学を行いました。村瀬正光師や長岡西病院常勤のビハーラ僧の方の案内で施設の見学をし、ビハーラ僧の方々のお話を聞かせて頂くことが出来ました。
ビハーラ僧の方々は懇親会にも出席して下さり、多くのお話を聞くことができて、実りある総会及び見学会となりました。
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パンフレット
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「ビハーラ活動のすすめ」
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パンフレットが必要な方には、お送り致します。 事務局までお申し込み下さい。
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平成21年11月30日(月)午後1時30分から4時まで、日蓮宗宗務院4階第3・4研修室に於いて、日蓮宗生命倫理研究会(日生研)主催、NVN協賛による第6回「心といのちの講座」が開催されました。
立正大学仏教学部准教授田村完爾先生をお迎えして、「天台法華教学から見た生命観〜輪廻転生説をふまえて〜」という演題で、「天台の生命観」をテーマに講演して頂きました。
なお、当講座の内容を、全国布教師会連合会副会長都築友潤師(愛知県妙法結社教導)が、宗報平成22年1月号(第262号改訂第94号)156頁〜158頁に纏めて下さっていますので、ご参照下さい。
NVNウェブサイトに資料等を掲載しています。
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平成22年1月28日(木)・29日(金)、日蓮宗宗務院4階第3・4研修室(並びに5階講堂)に於いて、平成21年度ビハーラ活動実践講座が開催されました。
NVNに運営が任され、前年度に引き続き一泊二日の日程で行われ、教師21名(申し込みは24名)、寺族1名、学生1名の、計23名が参加されました。
これは、平成21年9月2日(水)・3日(木)に日蓮宗宗務院に於いて開催された社会教化事業講習会での「社会教化活動の紹介」の中で、京都市常照寺住職(NVN世話人)奥田正叡師が行った「ビハーラ活動の紹介」を受けて、ビハーラ活動の実践編としての講習会となるものです。
当講座の報告が宗報平成22年3月号(第264号改訂第96号)に掲載されています。受講生へのアンケート結果の抜粋も掲載していますので、ご覧下さい。NVNウェブサイトにも掲載しています。
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平成22年11月29日(月)午後1時30分から4時まで、日蓮宗宗務院4階第4研修室に於いて、日蓮宗生命倫理研究会(日生研)主催、NVN協賛による第7回「心といのちの講座」が開催されました。
身延山大学仏教学部教授池上要靖先生をお迎えして、「釈尊は生と死をどのように語ったか」という演題で、「仏教の生命観から見た生と死」をテーマに講演して頂きました。
NVNウェブサイトに資料等を掲載しています。
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平成23年2月7日(月)・8日(火)、日蓮宗宗務院4階第1・2研修室(並びに5階講堂)に於いて、平成22年度ビハーラ活動実践講座が開催されました。
平成21年度と同じく、社会教化事業講習会としてのビハーラ活動の実践編として、NVNに運営が任され、一泊二日の日程で行われ、教師16名、寺族2名、他1名の、計19名が参加されました。
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| 濱田教区長 |
例年、宗務院で開催されている「ビハーラ活動実践講座」ですが、是非地方でも開催して欲しいという声も多く寄せられています。本年度、中四国教区に於いて、平成23年1月24日(月)・25日(火)の二日間、高知県高知市妙國寺(渡邊泰秀住職)を会場に、「ビハーラ講習会in高知」と題し、平成22年度中四国教区教師研修会として、一泊二日で行われました。
教区内より、濱田壽教教区長、那須孝之副教区長をはじめ、教師29名、寺族7名、檀信徒1名の、計37名が参加されました。
参加者の意見としては、
・中央でなければ、なかなか受講出来ない内容を研修出来まして、本当に感謝でした。有難うございました。忙しさに負けないで、自坊に帰り、勉強を重ねて役立てて参りたいと思います。是非、又、出前研修をお願い致します。
・とても密な日程で、内容も多岐に亘り、たいへん実り多い研修となり、有難うございました。
・今回の様に地方へも出向いて下さい。うれしいですので…。
と、概ね好評でした。ただ、
・もう少し時間的余裕をもって受講できれば有難いです。
・各先生方の持ち時間が少なすぎたかな。質問をする時間も欲しかった。
・もう少し、ゆとりある日程での企画をお願い致します。
という意見にも見られるとおり、詰め込みすぎた感がありましたので、今後の課題となりました。
これからも、地方での「ビハーラ講習会」を是非開催していきたいと思います。
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ビハーラグッズ
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お見舞い用タオル
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カードサイズお守り
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| (赤)
紫 も あ り
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単価220円、タオルは50部より注文可能
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私にもできるカウンセリング
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〜カウンセリング場面での座り方は?〜
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渡部公容
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カウンセリング(相談)場面での座り方は、大きく三通りが考えられます。
まず考えられる座り方は、テーブルを挟んでお互いが対峙する形であり、一般にどこでも見られるものです。たとえば相手側の人数こそ異なりますが、学校の授業、研修会、講演会、入社時の面接、国を代表する会議、またお寺での法話など、多くの場合このスクール形式での座り方が用いられています。この座り方は、相手と相対する関係(対立関係)であるので、多少なりとも緊張関係を生じさせることにもなります。もっとも相手に緊張感を持ってもらうことは、このような場面では当然必要なことですから、この座り方でよいのですが、カウンセリング場面では、相手の緊張ということを考えるとあまり勧められる座り方ではありません。一歩間違えばこれは「取調べ」になってしまいます。
第二に、お互いが横に座る、いわゆる並列型の座り方も考えることができます。これは2人がけのソファーとか公園のベンチなどをイメージするとわかりやすいのですが、お互いが親密な関係にある場合によく見られる座り方です。この座り方は、まさに身体が触れ合えるような親しい関係であればよいのですが、カウンセリング場面ということになるとあまりにリラックスし過ぎであり、これもお勧めできる座り方とはいえません。
そこで考えられるのが第三の座り方ですが、これはお互いが真正面でもなく、また真横でもなく少し角度をもって座ります。この座り方であれば、お互いにほどよい「緊張感」と「親密感」を併せ持つことになりますので、カウンセリング場面ではこの座り方を基本として行うことをお勧めします。
では、なぜ座り方でこのような違いが生じるのでしょうか?実はこの三つの座り方で注意すべき点は「視線の問題」なのです。
私たちは、人と話をする時には相手の目を見て話をしたり、目をそらさないで話を聴いたりすることが礼儀であり、それが大切なことであると考えています。しかし時にその視線が、相手を過度に緊張させてしまう場合もあるのです。相手の話に集中して耳を傾けることは、相手に「話を聴いてもらっている‥」という安心感を与えますが、相手から一瞬も視線をそらさず集中し続けることは、時に相手に大きなプレッシャー(重圧感)を与えることにもなります。時には相手から視線をはずしてあげる配慮も必要なことなのです。その意味で、時に応じて容易に視線の選択ができる第三の座り方がカウンセリングの基本とされているのです。
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NVNニュース第12号をお届け致します。平成22年度に何とか出すことが出来ました。
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NVNウェブサイト(http://www.nvn.cc/)に資料等を掲載しております。ご活用下さい。
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ご意見、ご感想をお待ちしております。
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