|
林妙和師からビハーラの実践を学ぶ
|
教師・寺庭婦人会研修会
|
【佐賀】宗務所(小寺大誠所長)は教師・寺庭婦人会研修会を四月十一日、佐賀市内で開催し、四十五人が参加した。
講師の林妙和師(愛知県道心寺修徒)から、ビハーラの実践を学んだ。
林師は看護師として活動を行う中で宗教の必要性を感じて出家したいきさつや、介護の現場からの提言などを説明。高齢者や認知症の事例紹介を自身の経験を交えて講演した。
最後に、人々に求められている寺院活動とは、なにかについて話した。
寺院は修行や法要儀式の場仏の教えによって安らぎや癒しがもたらされる場所。この二つの機能が兼ね備わっているが、僧侶・寺庭婦人が相談者の話をよく聞き、共感し、「心の感動を与える場」としていかに活かしていくかが求められているとまとめた。
林師の講演に参加者一同深くうなずき、これから真の心の安らぎをもたらすため、ビハーラ活動を通した「立正安国・お題目結縁運動」が求められていると思いを新たにした。
|
(辻通信員)
|
|
|