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生老病死と向き合う あなたのそばに
日蓮宗新聞 平成29年12月20日号
当たり前
三井 妙真

相手にとっての優しい気持ちを

 ある時私は幼馴染から相談を受けました。「自分の弟妹(水子さん)の年回忌のお知らせがお寺から届いたのだが、両親はすでに他界。亡くなってから何十年も経っているし、塔婆を建ててお墓参り。それで供養は最後にしようと思うが、どうだろうか」と。幼馴染は私をお坊さんと思い判断を仰いだのだからお坊さんとしての考えを伝えました。「水子さんは私たちがお母さんの体からオギャーと生まれてから兄弟と一緒に育っていく中で味わってきたうれしいこと、悲しいこと、楽しいこと、つらいこと、この世で体験するはずだったすべてのことを知らずにあの世に行ってしまい、きっと寂しい思いをしているはず。それを体験している私たちは会えずに行ってしまった弟妹に、両親も私たちもあなたを忘れてはいないという気持ちを、最後ならなおのこと法事を行うように伝えてみてはどうか」と。幼馴染は「昔に亡くなった人は成仏しているからそれでいいと思っていたけど、赤ちゃんはそうよね、違うわよね。そういう風に考えたことなかったわ」と感心していました。後日、「法事をしてよかった。気持ちがすっきりした」とお礼のメールが届きました。
 (日蓮宗ビハーラ・ネットワーク会員)
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